メッセージ
私には ’03年と’07年生まれの二人の男の子がいます。
2人は学校の勉強でつまづいたり苦労したりすることはありませんでしたが、
勉強の様子を見ていて何かが違うともやもや・・・。
宿題も家庭学習も、ちゃちゃっとやって、まるで考えている様子がないのです。
塾の子供たちは、「わかんない」「習ってないからできない」「めんどくさい」という言葉を
当たり前のように口にして、これまた全然考えている様子がないのです。
何か教えても、分かっているのかいないのか、とりあえずこなしているだけ。
これでいいんだろうか・・・。
そんなときに、「どんぐり倶楽部」に出会ったのです!!
どんぐり倶楽部のHPを読み、糸山先生の書籍を読み、どんぐりを実践している先生の話を聞き、
これは間違いないと覚悟を決めて、家庭でも塾でも「どんぐり方式」を実践することを決めました。
正直に言いますと、その前に一度出会っていたのに、受け止めきれず、スルーしてしまったのです。
いろいろダメなことしてしまっていたのですから、それは衝撃ですよ。
(先取り学習とか100マス計算とか・・・)
でも、「どんぐり方式」に出会えて本当によかった。
家事もそこそこに息子と一日中遊び惚けていたのは間違いじゃなかった!!
2人の息子は、すぐに「どんぐり問題」の虜になりました。
長男は、1問を3日間かけて解いていたこともあります。
長男にはもっと早くやらせてあげたかった。
次男は、ほんとに楽しんで可愛らしい絵を描いてくれます。
できないととってもくやしそう。
塾の子どもたちの反応は様々。
すぐに「面白い!」とその良さを実感してくれた子。
相変わらず面倒くさそうにしている子。
しばらく続けたら「これ、できないとくやしいんだよね」とか
「これやるとすっきりする~」という声も聞こえてきました。
子どもたちは変わってきています!!
「考える」ということの快感を感じています。
あとは、おうちの方の覚悟です。
環境設定をしていたただかなくてはなりません。
健全な遊びの時間をしっかり確保してもらうのです。
ゆっくりじっくり丁寧にお子さんとかかわってもらうのです。
宿題バトルはもうやめませんか?
習い事のさせすぎで、子どもがいっぱいいっぱいになっているのに気づいていますか?
あなたの愛情はお子さんに伝わっていますか?
お子さんの「感じる」という経験を奪っていませんか?
世の中の危険からお子さんを守れていますか?
情緒が安定していないと、いくら勉強しても身にはならないのですよ。
脳も健全に働かないのですよ。
厳しい環境の中ですが、どうぞ、お子様に、「人生を楽しめる判断力」を付けてあげてください。
私も微力ながらお手伝いさせていただきますから。
講師プロフィール
平松あかね
1972年 生まれ
北関東のとある町で小中校と普通に公立校に通う。
2011年~和光市わこう助産院にて「親子サイン教室」を開催。
助けになればとの想いで 学び処『にこまる』を開室。
2022年現在、大学生と高校生となり、それぞれ楽しく学校生活を送っているようです。